2010年10月31日日曜日

日本語教育能力検定試験 アークアカデミーきんき校のHPで再度自己採点。

アークアカデミーきんきの模範解答が出ましたので、再度採点してみました。

(アルク)試験Ⅰ 71点/100点満点
  • アークで+3点、-2点 →72点

(アルク)試験Ⅱ 31点/ 40点満点
  • アークで+2点、-1点 →32点

(アルク)試験Ⅲ 64点/ 80点満点 (マーク式)
  • アークで+2、-3 →63点

これによりマーク式はアルクで166点、アークで167点と、ほとんど変化ない状況となりました。

過去問資料を見て、以前からこの検定は満点合格者がいないテストだなぁと思っていたのですが、2社の見解が違うのをみて本当にそうなんだと確信しました。実際、アルクとアークで解答が違ったカ所は試験Ⅰで8問、Ⅱで6問、Ⅲで7問、両者引き分けとしても各社ともマイナス10点以上ですね。

私の結果も各社の結果の影響でプラスマイナスになった点数がほぼ同じですので、現時点ではどちらがより正しいとは言えないような気がします。

※試験Ⅰの問題1について、アークの別解が正しければ+2になります。要するに微妙な問題が多いということですね。

※む!いま気がつきましたが、両社の解答のいいとこ取り、悪いとこ取りすると、マークシートは173点~160点の幅ってことか!さすがにマークシート160じゃ危ないか?…

※11月2日追記:アークアカデミーに訂正が入り、聴解でのアルクとの違いが6問から4問になりました。これに伴い私の希望の+2点が消えました…。問3の2番は私の選択したアルクのa(れんない)であってほしいのですが、某掲示板ではアークのb(れんがい)を支持する方が多いようです…


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2010年10月30日土曜日

日本語教育能力検定試験筆記 私の解答…

12月17日の合格発表までもやもやしっぱなし…。はずかしいですが、私の解答をここに晒してみます。厳しいご評価を書きこんでいただけるとありがたいです~。


問1
「あの」が使えるのは、クラスの他の人もYさんのホームステイ先の家族を知っている時です。皆知らないですよね。ですから間違いです。もしもその家族がちょっと先に見えているなら「あの」を使ってもいいですよ。(98文字)

  • (アルクの解答と比べ)アルクはもっともっと簡単な文章で表現していますね。初級後半なら「~なら」とか「~とき」とか使えないんですかね…。バイト先では絶対使っていると思いますが(苦笑)

問2
一つ目はクラスに問いかけをすることで関心を引き付けようとしたこと。二つ目は出身
地であるフィリピンの習慣と対比し、他の生徒にも自国と比較をする面白さを伝えたこ
と。(80文字)

  • (アルクの解答と比べ)一つ目は合っているのですが、二つ目はどうか…。そもそも初心者ですからテーマがわかりやすいものになるのでは?わかりやすいという「内容」より、比較という「手法」を評価してあげたいなぁと…。


問3
1)様々な生徒に評価されることで、発表の内容を客観的に内省できる。
2)他の生徒のいい点や悪い点に気づき、自分の学習に生かす。

  • (アルクの解答と比べ)わざわざ「2つ挙げる」という設問なのですから、「評価されること」と「評価すること」のメリットの対比で書くのだろうと思いました。でも両方同じことかな…。

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2010年10月25日月曜日

日本語教育能力検定試験 自己採点結果

10月25日お昼に公開されたALCの解答速報を元に自己採点してみました。

試験Ⅰ 71点/100点満点
試験Ⅱ 31点/ 40点満点
試験Ⅲ 64点/ 80点満点 (マーク式)
→マーク式 166点
筆記を12点ぐらいとして178点、これだと昨年のアルク推定ボーダーライン185点を大きく下回る…。(ちなみに平成19年度は166、20年度は170点(アルク推定))

試験Ⅰは、過去3年分の過去問ですべて80点以上とれていたのがいきなり29問も間違ったのはへこんだ…。ボーダーライン下がっていてほしい!!


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2010年10月24日日曜日

日本語教育能力検定試験 終了…

本日東大駒場キャンパスにて平成22年度日本語教育能力検定試験を受けてきました。もちろん初めての受験です。

感想は…

1)案外男性も多い!みたところ2割以上はいるか?
2)過去問(3年分)+アルクの各種問題集をやっていたのですが、いずれとも傾向の違う問題が多かったのでは?特に試験Ⅰ…
3)聴解は惑わす問題が多く、次の問題まで引きずってしまった…
4)試験Ⅲは割とオーソドックスか?今のところ筆記は手ごたえあり。

という感じです。明日正午のアルクの正解速報が怖い~



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2010年10月16日土曜日

日本語教育能力検定 筆記対策に使えそうな表現

いよいよ試験まで1週間になりました。筆記対策をしなきゃ!と思っている方も多いと思います。私もその一人で、先週から集中的にアルク「日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題50 」を読み返しました。



多くの人がこの本で記述式を学んでいるようで、確かにその手ごたえが感じられます。100文字から200文字の筆記解答では、「こういう表現こそ学習してきた証拠」というものがあり、この本はそのような見本の宝庫だと思います。以下、私なりに「これは使える!」という定番表現を抜き出し、またNAFLの模擬試験などの解答も参考にしてくわえたものを、ここにメモ代わりにアップしておきます。


<教案の問題点>
  • 異なる構文を使って練習させると学習者が混乱する
  • 会話の機能からいうと、その用語は同列には並べられない
  • 答えを全て用意しない。自分の希望するトピックで説明させる
  • 与える情報が多すぎると学習者の自由な発話が阻害され、読み上げるだけになる
  • このタスクは授業の目的に合わない
  • このタスクでは~を課題としている点が問題である
  • このタスクは、実際にはありえない設定
  • 現実に近い場面状況で自由に表現を選択させる
  • 授業の本来の目的が達成されない
  • 学習者の発話機会が少ない
  • 学習者間のやりとりを増やす
  • 学習内容が学習者のレベルに合っていない 
<具体的な学習者の問題>
  • 話を切り出す時や依頼をする時は表現を和らげる必要がある
  • 学習者のレベルが初級前半なら、既習語彙が限られていることに配慮すべき。
  • 文化が違い、因果関係が理解できない恐れがある
<教案の作成>
  • 練習のための作文ではなく現実的な活動にする
  • コースデザインは十分なニーズ調査とレディネス調査が必要
  • 必然性のある場面での自然な談話
  • 学習者の心情的側面への配慮
  • 読み手のニーズに合った文章
  • ~の定着が狙い
  • インフォメーションギャップを利用した総合的な練習
  • 特定の情報を取り出すストラテジー:スキャニング
  • 大意や内容を把握するストラテジー:スキミング
  • 発話の意図や状況をとらえるストラテジー
  • ロールプレイは会話の機能を意識して設定する
  • 積極的な発言をうながす
  • 会話の自然さも意識してモデル会話を作成する。
 <指導に際して>
  • 誤りの指摘は、ストレートな言い方をしない
  • 教師がそのまま誤りを繰り返して学習者の反応を待ち、気づかせるのが柔軟で巧みな訂正方法
  • 教えてあげようという気持ちを捨てる
  • 学習者に自立的学習をうながす
  • 学習意欲やプライドを配慮する
  • 誤りの訂正を早く入れすぎない。発話をさえぎらない
  • 内容にこだわらず発話を受け入れることも必要

 <動機づけ>
  • いきなり活動に入らない
  • 短くてインパクトのある動機付けをする
  • 読む前にの機付けの活動で必要な表現を学ぶ
  • 読解のためのスキーマを呼び覚ます
  • 語の意味を調べるのは動機付けにならない
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2010年10月6日水曜日

月刊日本語2010年11月号 外部リンク・推薦図書

毎号出てくるようなものはこちらをご覧ください。


P5 荻上直子(映画監督)


P6

映画「トイレット」
P8-9 全国日本語教育の旅 三重県
平成21年度国内の日本語教育の概要

「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」の意見を踏まえた文部科学省の政策のポイント
P18 留学生30万人計画
「留学生30万人計画」骨子の概要
外国人の日本留学へのニーズに関する調査研究
P22 EPA看護師・介護福祉士候補者
日本語教育学会「看護と介護の日本語教育ワーキンググループ」
P32 田尻英三のオピニオン
「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」の意見を踏まえた文部科学省の政策のポイント
「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」の意見を踏まえた文部科学省の政策のポイント 現在の進捗状況について
P33
日系定住外国人施策に関する基本指針(定住外国人施策推進会議)
高等学校の課程に類する課程を置く外国人学校の指定に関する基準等について(報告)
P38 海外青年協力隊で日本語を教える カンボジアでの2年間(後編)
JICAボランティア説明会
P40 師弟よもやま対談

P43 日本語の教え方

P48 トリセツマン
British Councilによる「negotiaion of meaning」の説明
P49 次世代教師の賢い手抜き術
Dropbox
P54 日本語教育業界の仕事人

P62-63 日本語教育タイムズ
日本語教育学会秋季大会(10/9,10)
多文化関係学会第9回年次大会(10/15-17)
日本語学会秋季大会(10/23,24)
日本語教育学会第8回研究集会
日本語教育学会第9回研究集会
P64 気になるニュース
日本学生支援機構(私費留学生生活実態調査)
P68 現代日本語教育の基礎知識

やさしい日本語(弘前大学佐藤和之研究室)
多文化共生社会における日本語教育研究会第4回研究会『日本語教育文法を活用する』
P74 BOOK REVIEW

轡田隆史



P75 今月の注目本


P76 Information
KCP教案講座
にほんごの会講座「英語圏学習者の指導」
日本語教師養成講座420時間講座6カ月コース
静岡日本語教育センター コマ受講制度
第6回全養教日本語教師検定
大阪YWCA日本語教師会 日本語中級文型の教え方講座
さぽうと21 共生社会の実現に向けてのその現状と課題
個展 おとぎの森のマザーグース

P77 ALC Information
日本語教材リスト
サポートラウンジ日本語教育聴解試験FLASHクイズ「音声道場」
松岡昇"英語力アップ!"セミナー(10/30) 
ヒロ前田のTOEICテスト(11/6,7)
ACTLF-OPI試験官養成ワークショップ(東京,大阪
P78読者プレゼント



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