2010年8月10日火曜日

「国民一人当たりの借金」という表現について。

財務省が2010年8月に発表した「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高(平成22年6月末現在)」http://www.mof.go.jp/gbb/2206.htm によると、いわゆる「国の借金」は904兆円と、初めて904兆円を超えたとのことです。

これを報道各社は「国民一人当たりの借金が700万円を突破」と報道していたようです。

このような割り算はよくマスコミで聞かれますが、よく考えたら国債の引受先のほとんどは日本国内ですから、「国民一人当たり700万円の債権」ということですよね。

「借金」と表現するとあたかも私たちが借金しているように聞こえますが、「国の借金=国民の借金」ということ自体が間違っているのではないでしょうか?

日本語の問題というより会計学の問題?

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