2010年12月25日土曜日

試験全容を知るための、マストバイ2冊。

自分に必要な教材を知るには、まず試験全容を知ることが必要です。そのために私がもっとも役に立ったと思う書籍は以下の2冊です。
  • 日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識50 岡田 英夫
  • 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド (CD-ROM付) ヒューマン・アカデミー



岡田氏はアルクで長く月刊日本語の編集に携わり、また自分でも検定を受け続ける「検定の達人」として知られています。氏の「基礎知識50」は日本語教育が携わる領域全般を見渡し、さらなる興味を喚起するのに最良の「読み物」だと思います。

ヒューマンアカデミーのいわゆる「赤本」は、実践的「参考書」として1冊で全体を網羅し、練習問題やリスニングにまで対応している、唯一の書籍だと言ってもいいでしょう。この本は、実際の試験会場もでとてもよく見られ、多くの学習者が活用しているのは間違いありません。

私は試験を受験するかどうか迷っているときにまずこの2冊を購入し、赤本で軽く学習を進めてみました。しかし赤本では各項目ごとに小テストがあり、そのテストが選択式ではなく用語を書きこませるタイプのものであったため、軽く学習する程度では当然歯が立ちませんでした。逆に本当にこれ1冊で足りるのかという不安もあり、途中から軽く読み流し全容把握のために使いました。そして、合格するには区分ごとにまとまった参考書が必要だと確信するようになりました。

結果的にいえば、赤本は試験直前に復習するにはとてもよくできており、またある程度知識が定着してから書き込み式小テストをやってみるのはとても効果的でした。多くの受験者が会場に持ち込んでいたのもとてもよく分かります。

この2冊は、マストバイとして強く推薦します。特に赤本は、これと過去問で受かったという声もよく聞かれ、ある程度広いバックグラウンドを持った方には、3360円という価格は決して高くはないはずです。




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