2010年12月27日月曜日

私がNAFL日本語教師養成講座を選んだ理由。

LivemochaのQualified Japanese Tuturに先になってしまった私は、最小の費用で合格するのではなく、一発で確実に合格したいという理由で、迷わずNAFLを受講することにしました。

そのほかにも
  • 試験範囲をもっとも効率よく網羅し、迷わないで学習を進められるパッケージがほしかった。
  • 独学の中でも、分からないときに相談できる相手が欲しかった。
  • 合格後の活動のためにも、日本語教育業界情報が集まる「アルク」というメディアと接点を持ちたかった。
といった理由が挙げられます。

NAFLが家に届いてからの感想ですが、

  • 24冊入った箱はとてもコンパクト。ちょっと拍子抜けでしたが、部屋に置いておくのも、取り出すのもとても便利でした。
  • テキストはすべて大学で授業を受けているような語り口で書かれています。これがスムースに学習を続けられた、案外重要なことだったのではないかと思います。
  • 小単元ごとにあるポイントチェック(空欄を埋める方式)はよくできています。単元内容を丹念に覚えるような学習ではなくポイントチェックで確認する程度で十分だと思います。
  • 巻末の実力診断テストを解いて提出する仕組みですが、間違った点について赤ペン先生のような指導はありません(まあマークシート式なので仕方ないですが)。通信欄にはとても丁寧に対応していただけます。
  • 音声のテキスト2冊は本当によくできている!全く知識のなかった私でも、徐々に口の中の仕組みが分かってきました。
  • いずれにせよ、記憶や要領を獲得するには模擬問題集や過去問に何度も取り組む必要があります。試験対策というよりは、問題集をやる前のベース作りのつもりで、1月に5、6冊のペースでずんずん読み続けていきました。結果的にはこれが大成功だったと思います。
  • 何といっても、「月刊日本語」の定期購読が付いているのがいい!今後もこれだけは続けていくと思います。
  • NAFL受講生決起集会に参加できたのはとてもよかった。無料セミナーの上に、アルクだけでなく関連図書の即売会もあり、どの書籍がどういいのかというのを専門家にお聞きしながら購入しました。
 また、不満があるとすれば
  • 統計関係で2006年現在の数字などの記載があり、それが最新なのかどうなのかが分からないことがありました。しかし結局細かい数字を覚えるのは後回しにしたのであまり問題はありませんでした。実際、数字を覚えるのは問題集を繰り返し解く方が効率がよかったと思います。
  • 23巻の「視聴覚メディアと日本語教育」は、インターネット時代の今となっては内容があまりに古すぎる。しかしきっとこの業界自体も古そうなので(苦笑)、この単元は試験には出ないだろうと判断し適当に流しておきました。
  • 付属の模擬テストも、ちょっと形式が古いようです。
いずれにせよ、平成23年度の新形式に対応するといっていますので、十分な対応がなされることと思います。

NAFLに向いている人は
  • 専門外からこの検定を受けようとしている人。
  • 一発合格、または最悪でも2年計画で合格したい人。
向いていない人は
  • 420時間講習などですでに教科書のパッケージをもっている人
  • すでに日本語教育を大学で学び、自分で参考書を選ぶ目利きができる人 
と言えるのではないでしょうか。




NAFL日本語教師養成プログラム



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